Sler・SES脱出!?事業会社との違いをズバリ【前半】

エンジニアになったけれども「今後キャリアをどう積み上げていけばよいのか分からない」というエンジニアのみなさま。 現役キャリアコンサルタントより、Sler・SESと事業会社の違いからどういった会社に入るべきかをズバリ教えてもらいました。前半と後半に分けて、エンジニアの転職を成功させるための秘訣もお伝えしていきます。

事業会社とプライムSlerとSESのビジネスモデル・システム環境・裁量

(1)事業会社

事業会社(Amazon・Google・Yahoo・DeNAなど)というのは
(1)自社でサービスを作り、
(2)ユーザーや法人顧客に販売、月額費用などを頂戴し、
収益を上げていく企業です。

自社で新しくサービスを作り上げていくことが多いため、モダンな言語やツール、サーバー、アーキテクチャを活用しながら、開発を行っていくことが多いです。自分たちでサービスを作り、リリースを行うため、自分達の意思決定を元に事業が進んでいきます。そういった中では、現場のエンジニアも裁量を持って意思決定をすることが可能な業態とも言えます。


(2)プライムSler

プライムSler(一次請け中心)はお客様のご要望通りのシステムを作って納品をし、対価を得るビジネスモデルです。
金融・業務管理システムなど大企業が顧客であることが多いため、既に確立されたシステムの上で、追加改修や機能追加を行いながらシステム開発を行います。言語やバージョンの仕様変更は好ましくないため、昔から使っているJavaなどの安定した(バージョンが変わらない)言語を使って開発することが多い環境と言えます。最終意思決定はお客様なので、事業会社と比べると裁量権はグッと減ってきます。


(3)SES

SESは、プライムSlerや顧客先に常駐し、お客様のご要望通りにシステムを作って納品をし、対価を得るビジネスモデルです。プライムSIerと同様に安定した(バージョンが変わらない)言語で開発を行っていきます。プライムベンダーから要件や指示がある為、プログラムを書くことなどの業務が主となります。


求めらるスキルと身につくスキルとキャリアパス

(1)事業会社

事業会社では自社で新しくサービスを効率的に作り上げていくため、モダンな開発手法(言語的・フレームワーク的・ドメイン駆動設計・Gitflow)が身につきます。
キャリアパスとしては、2つのコースがあります。
1つめは、エンジニアからスタートし、マネジメント(ゼネラリスト)、プロジェクトマネジャーやリーダー、開発部長、CTOになるコースです。
2つめは、エンジニアからスタートし、スペシャリスト(プログラミング・開発)、リードテックエンジニアになるコースです。


(2)プライムSler

プライムSlerは、お客様のご要望や問題に対してシステム開発を行い、納品を目指していく業務と言えます。そのため、システム開発における要件定義や設計、顧客折衝能力やプロジェクトマネジメント力が身につきます。どちらかと言えば、ゼネラリストに近い業態であると言えます。昨今、キャリアパスとしてスペシャリストになるべく経験を積ませることも増えてきてはいますが、エンジニアからゼネラリストになることを求められることが多いです。こちらの理由は、「会社を安定させるために設計や折衝を主な業務とし、それ以外の開発メンバーは外部のパートナーから調達する」という組織形態の方が合理的であるためです。


(3)SES

SESもお客様のご要望通りのシステムを作って納品をする業務であると言えます。そのため、プログラムを書き、実装する技術、またプログラマーをまとめるスキルが身につきます。キャリアパスとしては、所属する会社からはスペシャリストになることを求められます。


給与と待遇

給与の上がり方、マックス

(1)事業会社

事業会社は、一人当たりの売上高や利益率に対してレバレッジがかかりやすいと言えます。そのため、収益が上がれば給与に反映されやすいため、給与も高いと言えます。そのため、優秀なメンバーを集め、プロダクト制作の進行に滞りのない状態を作ることが人材集めの鍵になっています。


(2)SlerやSES

SlerやSESはお客様仕事の為、どうしても人数勝負、工数勝負となります。プロジェクトの単価も決まってしまうため、必然的に年収の上限も決まりやすいと言えます。
特段SESに関しては、会社の収益が人月単価で設定されているため、年収のアッパーが必然的に決まりやすい状況にあると言えます。600~700万円が上限であるという企業が多い状況です。


待遇の違い

(1)事業会社

事業会社は、ある程度の固定されたメンバーのみで業務を行っていくため、リモートワークがしやすい環境でもあると言えます。
また、自分達が意思決定をするため、追加要件があっても急な差し込みがなく、計画的に進めることができ、残業は少ない環境であると言えます。


(2)SlerやSES

Sler・SESは納期が決まっています。進行が遅れれば残業を行わなくてはいけません。またSIer、SESの方はご経験があると思いますが、顧客からの急な差込案件などがあると対応せざるを得ないため、残業が発生することもあります。


事業会社への転職がおススメな訳

自分自身でサービスを作っていきたい方、また開発のスペシャリストを目指したい方には事業会社をオススメします!
また「お客様の課題解決」をしたい、そこに喜びを感じるという方も多いのではないでしょうか?そういった方はプライムSIer、ITコンサルタントなどがオススメです。モダンな環境や最先端のシステムを開発しているSlerもご紹介できますのでご相談ください。
上記2つの業界であれば、ITエンジニアの平均年収より高く推移することが多いため、安心して働いていくことができます。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

後半では、どういった企業を選べばよいのかを具体的にお伝えしていきます。

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